今日はパネットーネの話。
あれ、なんだろう、この過去のもの感。
あれから一か月もたってないのに。
なんだかレトロな雰囲気漂わせてます。
今回は、『ア・ターヴォラ』の記事、“クリスマスだけじゃなパネットーネ”の紹介ですが、このタイトルがぶっちゃけているように、別の言い方をすれば、パネットーネの販促記事です。
パネットーネ業界は、第二のスプマンテの座を狙っているようですよ。
かつてイタリアでは、スプマンテは年末年始にしか売れない飲み物だったんです。
でも今では、年中飲むようになったらしいです。
日本と同じですねー。
で、パネットーネを広めるなら、クリスマスのパネットーネがまだ残っている今だ!
なんです。
新しいパネットーネの食べ方を提案するのは、パネットーネ界の巨匠で、オートクチュール料理のグランシェフ、ダリオ・ロイゾン氏。
ロイゾンのパネットーネができるまで
↓
彼のパネットーネは食材のコストを気にしないのがポイントだそうで、お値段も素晴らしい。
使っている材料は、マクランのトルコラート、プロセッコ・ディ・ヴァルドッビアーデネ、シチリアのオレンジのカンディート、カラブリアのディアマンテのチェードロ、チアクッリの晩成のマンダリンオレンジ、マダガスカルのバニラなど、それ自体が貴重なものばかり。
webページ(こちら)を見るかぎりは、高級路線を突っ走ってます。
記事では、パネットーネを使った彼のリチェッタを3点紹介しています。
まずはフォアグラとパネットーネのミッレフォーリエ。
パネットーネは、マンダリンオレンジ入りのもの。
これはかなりゴージャスな一品。
次は、子牛のヒレ肉にパネットーネの粉をまぶしたステーキと、裏漉ししたバネットトーネ入りのじゃがいものニョッキ。
コストパフォーマンスすごそう。
もっとすごいのは、下の動画のパネットーネのサンドイッチ。
正直言って、ロイゾンのお高いパネットーネでこれができる人は、かなりの太っ腹。
ロイゾンさんも、これらの料理は、ミシュランの星付きの店で出すような料理だと思って考えたはず。
お手頃な値段で、しかも、今、この時期に余っているパネットーネがあったら、分厚いヒレ肉にまぶしてステーキにしてみたいと思う今日この頃でした。
もう一人のパネットーネの巨匠、というか、イタリアのドルチェ界のドン、イジーノ・マッサーリ氏のパネットーネ。
1月のこの時期に、パネットーネ猛烈に食べたくなってきたー。
どこで売ってますか?
朝食にパネットーネのフレンチトーストって、美味しそう~。
コーヒーに添えてもおされ。
ロイゾンのパネットーネとカップッチーノの朝食。
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関連雑誌『ア・ターヴォラ』、“クリスマスだけじゃないパネットーネ”の解説とリチェッタは、「総合解説」2012年1月号に載っています。
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