今日はグラニータの話。
前回のサリーナ島で一番人気のダ・アルフレードのグラニータですが、シチリアで一番美味しい、という人もいるんですねえ。
ダ・アルフレードのグラニータ
濃厚そうなグラニータです。
1968年のオープン当初から出しています。
シチリア名物のグラニータは機械を使って作るので、家庭で同じものを作るのは不可能。
でも、ダ・アルフレードのグラニータのレシピに特に秘密はなく、旬のフルーツだけで作ります。
味は、レモン、コーヒー、メロン、いちご、オレンジ、桑の実、ピスタチオ、チョコレート、スイカ、桃、アーモンド、いちじく、ヘーゼルナッツ、フィーキ・ディンディア。
従業員しか扱えないような、かなり古いカルピジャーニのマシンを使っているのがポイントのよう。
グラニータの色が白っぽいのは、空気をたくさん含んでいるから。
でも、この状態は長くは続かないため、ダ・アルフレードでは少なくとも90分ごとに新しいグラニータを作っているのだそうです。
グラニータの濃度や人気のフレーバーは、同じシチリアでも場所によって変わります。
↓サリーナ島があるメッシーナ地方ではホイップクリームのトッピングが人気。
↓グラニータと一緒に食べるのがブリオッシュ。
↓グラニータとブリオッシュの食べ方
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関連誌;『ラ・クチーナ・イタリアーナ』2008年7月号
“サリーナ島”の記事は「総合解説」'08&'09年7月号に載っています。
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