前回の続きです。
ドイツ語圏の料理、シュペッツレ。
これがイタリアに来ると、スペッツレ、さらに複数形になってスペッツリ、と名前が微妙にイタリアなまりに変わります。
イタリアでは、生地をスライサータイプの型に入れて作る人が多いようですね。
下の動画は、アルト・アディジェの料理で、きのことスペックとゴルゴンゾーラのスペッツリ。
生地の配合は、小麦粉400g、水100ml、牛乳100g、卵4個、塩。
これらを混ぜて(水分は少しずつ加える)クレープ生地のような濃度になったら冷蔵庫で1時間休ませる。
型を通して熱湯に落とし、浮かびあがったら取り出してソースに入れる。
ソースは、きのこ、ゴルゴンゾーラ・ドルチェ、スペック、生クリーム、バター。
刻んだスペックをバターでソッフリットにし、きのこを入れて炒める。
生クリームを加えてなじませ、ゴルゴンゾーラを加えて溶かす。
こちらはボローニャの人が作ったほうれん草入りのスペッツレ。
ニョッキに近いですね。
おまけの動画。
明日はクリスマス。
クリスマスソングのイタリア語版をどうぞ。
Buon Natale!
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関連誌;『ラ・クチーナ・イタリアーナ』2007年9月号
“ポルチーニとスカンピのスペッツレ”のリチェッタは「総合解説」'07&'08年9月号に載っています。
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