ストリートフードの話、その2です。
今日は、ピアディーナ。
『ガンベロ・ロッソ』の記事の解説です。
ハムとチーズのピアディーナ, photo by smoytheonlyone
ウインナーのピアディーナ, photo by ♥Kiki Hood♥
ピアディーナは、イタリアの空港のバールなどでも売っているので、イタリアで最初に食べたものがこのピアディーナ、という人も結構いるのでは。
質問。
最近では日本のスーパーでも見かけるようになったピアディーナですが、イタリアのどの地方の料理でしょうか?
答えは、ロマーニャ地方。
発祥地は、ロマーニャ地方の南の端にある海辺の町、リミニ辺り。
この辺りのピアディーナが一番薄くて、内陸に入るほど、または北に行くほど厚くなるんだそうです。
ローマ時代からある歴史の古い薄焼きパンで、元々は、貧しい農民がパンの代わりに食べていたものだったとか。
専門店ではこうやって作っています。
お母さんの手作りピアディーナ。
生地の材料は
小麦粉・・500g
牛乳
ラード・・75g
重曹・・小さじ1/2
塩・・小さじ1
具は
スクアックエローネ(こんなフレッシュチーズ)
お母さんが育てたルーコラ
生ハム
ワインはもちろんサンジョヴェーゼ。
リッチョーネのホテル・リゴベッロの蜂蜜風味のピアディーナ
おまけ。
コメ・シ・キアーマ?
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関連誌;『ガンベロ・ロッソ』2007年9月号
ピアディーナを含む“ストリートフード”のリチェッタは、「総合解説」'06&'07年9月号、P.9に載っています。
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