トマトの話、今日は産地が名前になっているトマト。
■サン・マルツァーノ San Marzano
サン・マルツァーノ, photo by Neal Foley
サン・マルツァーノ
原産地のサン・マルツァーノは、ナポリの東にある町。
サン・マルツアーノはEUのDOP製品に認定されていますが、本物はかなり少なくなっているようです。
正式名は、ポモドーロ・サン・マルツァーノ・デル・アグロ・サルネーゼ・ノチェリーノDOP。
ペリーニタイプのだ円形のトマト。
実は締まっていて水分は少なめ、皮は厚め。
酸味が少ないのが特徴。
缶詰のホールトマト、サルサ、ドライトマトの定番トマト。
生でインサラータにするのも可。
■パキーノ Pachino
パキーノのチェリートマト, photo by federico
パキーノ
シチリアのトマト。
正式名はポモドーロ・ディ・パキーノIGP。
チェリートマトが有名ですが、コストルートやラマーティタイプも作っています。
味のよさと栄養価の高さがセールスポイント。
「トマトの話、その1」に、パキーノのPVとコストルートタイプの動画を貼っています。
■サルディ Sardi
こんなトマト
↓
http://www.flickr.com/photos/geppetto/2366080475/
サルデーニャの品種。
いわゆる冬のトマトで、主に生で食べます。
上部が緑がかっているのが特徴。
黄色いものもあります。
上の写真は、サルデーニャの代表的なトマト、カモーネ Camone 。
原産地はヴェモーネ Vemone 。
イタリアの代表的なトマトは、ざっとこんなところでしょうか。
では、ここで問題です。
この動画に映っているごつごつのトマトは何と言う品種でしょうか。
答えは、コストルートでした。
次はトマトの保存食の話です。
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