リミニのヨーロッパで最長の海岸通りの話をしましたが、リミニで新しくなったのは海岸通りだけではありませんでした。
例の帽子をかぶったシニョーラが作るピアディーナの店があるケネディー広場も、こんな大改修が行われて地下に貯水タンク↓が設置されました。
海辺の街では、水害も頻繁に起きていたようです。
貯水槽の上はこんなに美しく変身。ケネディー広場には、ピアディーナの店、ダッラデッラの他にも人気店があります。今月の(CIR)で紹介しているのは、パスティッチェリーア・ベッキ(店のwebページはこちら)。この店で食べておくべき人気のドルチェは、クレーマのボンボローニ。
カスタード入り揚げドーナッツですが、動画のボンボローニは標準サイズ。
ベッキのボンボローニは、カスタードの量が数倍。多すぎて溢れ出ています。
さらには特許まで取っているのがピアーダ・デイ・モルティpiada dei morti。
10月の最初の日曜と12月1日の間に作ります。ある意味、作り方がよそ者には殆ど知られていないドルチェかも。
そして最後はリミニのシンボル、グランド・ホテル(webページ)
今更だけど、リミニもチェゼナティコもエミリア・ロマーニャ地方の街。
それじゃ、エミリアとロマーニャのどちらに属していると思いますか?
エミリアは、ボローニャやパルマやモデナがある方で、ロマーニャは、アドリア海がある方で、ナイトライフでも知られている。
リミニの名物料理はピアディーナだけど、もちろんそれだけじゃない。
例えばプリーモなら、タリアテッレやパッサテッレ、カッペッレッティなど。
どうやらパスタはエミリア地方の、ボローニャを親分とする地方の影響が強い。
エミリア街道のアドリア海側の端にあるのがリミニだとしたら、反対の山側の端にあるのがボルゴタロ。
ポルチーニの産地として知られるアペニン山脈の街です。
ポルチーニの収穫祭も開かれるボルゴタロ↓
前回、ポルチーニのコトレッタの話をちらっとしましたが、ポルチーニの調理は、フライ、グリル、ソテーなど、バリエーション豊かです。
次回はポルチーニ料理を取り上げます。
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