先日観た、イタリアンのシェフとフレンチのシェフの恋愛映画で、主演の二人が口にした、“パルミジャーナ”という料理の名前が、思いがけずロマンチックで、パルミジャーナにキュンキュンする日がくるとは思ってもみませんでした。
はっきり覚えていませんが、確か我が家のパルミジャーナのリチェッタが一番美味しい、とか、言い争うんじゃなかったっけ。
確か、パルミジャーナの説明は映画中には一切なし。
つまり、世界中の人がパルミジャーナとはどんな料理か、知っているということでしょうか。
パルミジャーナは、ナポリの揚げたナス、トマトソース、チーズを重ねたオーブン料理として知られていますが、シチリア料理としても有名なので、ナポリ対シチリアのライバルシェフの対決にも使えるなーなんてこと考えたりして・・・。
まあ、どちらにせよ、パルミジャーナはイタリア中で愛されている定番のイタリア料理です。
今月の「CIR」にも、パルミジャーナのリチェッタがありました。
ズッキーニのパルミジャーナです。
ちなみに今月のリチェッタは季節柄、ズッキーニを使ったものが多かったです。
“ズッキーニとリコッタのテリーヌ”は、夏向きの、色合いも涼し気な1品でした。
下の動画はズッキーニのパルミジャーナを夏向きに軽くアレンジしたもの。
ズッキーニのパルミジャーナ↓
「CIR」のリチェッタでもズッキーニは揚げずにグリルして軽く仕上げています。
さらに、ナポリのズッキーニ料理はプローボラとの組み合わせがポイント。
詳細は後ほど、プローボラの話題の時に改めて。
ナポリ風ナスのパルミジャーナ↓
ナポリのズッキーニのパルミジャーナにはロッソとビアンコがあります。
このリチェッタはロッソ。
ズッキーニのパルミジャーナparmigiana di zuchine
材料/6人分ズッキーニ・・1.5kg
プローボラ・・400g
トマトのパッサータ・・400ml
EVオリーブオイル・・大さじ4
にんにく・・1かけ
おろしたパルミジャーノ・・100g、塩
・ズッキーニを縦に薄くスライスする。
・ザルに並べて粗塩を散らし、水分を出す。
・すすいで水気をふき取る。
・熱した油で少量ずつ揚げ、シートを敷いたバットに取る。
・トマトソースを作る。にんにくを油で炒め、トマトのパッサータを加えて煮詰めて塩をする。
・オーブン皿の底にトマトソース大さじ2を敷き、揚げたズッキーニを1段敷く。
・プローボラの小角切りとパルミジャーノ大さじ2を散らしてトマトソースをかける。
・これを材料がなくなるまで繰り返し、180℃のオーブンで1時間焼く。
・休ませてサーブする。
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