アランチーニの話になると必ず登場する話題、1つ忘れていました。
モンタルバーノです。
詳細は今月の「総合解説」P.33を御覧ください。
アンドレア・カミレッリ原作のシチリアの壮大で美しい風景を舞台に、シチリアの人々の暮らしや食べ物も垣間見れる人気TVシリーズ、刑事モンタルバノに登場して、その象徴となった食べ物です。
舞台はラグーザ。
聖地巡礼のツアーには世界中からファンが参加する。
シチリアの検死官の朝食。
人情に熱い独身刑事が、新年に家政婦の家に招かれてごちそうになるのが、刑事の大好物で家政婦が作るアランチーノ。
シリーズを見たことのない私でも昔から知っているくらい有名。
シチリア人も、アランチーニというタイトルに心を鷲掴みされる人が続出のようで、本の通り作ってみた動画がたくさんupされてます。
モンタルバーノのアランチーニGli arancini di Montalbano
今回の「総合解説」には、このアランチーノについて、ちょっと詳しい情報が。
それによると
ヴィテッローネと豚肉を1対1の割合で混ぜてメッザルーナで刻み、とろ火でコトコト煮込んで2日かけて作る大作。
ちなみにリゾットにサフランを加えるのはパレルモ風、サフランは加えないでラグーで赤みを加えるのはカターニア風。
アランチーニのリチェッタは「総合解説」P.34。
モンタルバーノのアランチーニArancini di Montalbano
材料/16個分
ラグー;
仔牛肉・・150g
豚肉(サルシッチャ)・・150g
玉ねぎ・セロリ・人参のみじん切り
トマトのパッサータ・・400g
油、塩
アランチーニ;
米・・500g
玉ねぎ・・小1個
白ワイン
ブロード・ディ・カルネ
卵・・2個
グリーンピース・・80g
小さく切ったサラミ・・80g
ベシャメル
塩、小麦粉、卵白、パン粉
揚げ油
・香味野菜と2種類の肉を弱火で1.5時間炒める。
・リゾットを作る。米を炒めてワインをかけ、アルコール分を飛ばす。ブロード・ディ・カルネをかけながらリゾットに煮る。サフランは加えず、白いリゾットにする。
・ラグーにサラミとベシャメルを加える。
・リゾットに卵2個を加える。
・リゾットにラグーを詰めて丸め、小麦粉、溶いた卵白、パン粉をまぶして油で揚げる。
おまけの動画はカターニアの伝統的なパスティッチェリア、スピネッラ。
webページはこちら。
アランチーニもある。
「総合解説」
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