2020年5月4日月曜日

子羊の腸のグリーンピース煮に需要があるとは思えないけど、面白そうなので訳してみた。

サルデーニャ料理の話なんだから、サルデーニャらしい子羊料理はないかなあと思って探したら、やっぱり、ありきたりの料理は見つからなかった。
見つかったのは子羊の内蔵(コルドゥラ)のグリーンピース煮。


小羊の腸のコルドゥラは羊飼いの伝統料理。
子羊の腸の編み込み。串焼きにもする。


サルデーニャの人は器用だなあ。
サルデーニャ料理には素人は手が出せない。

ディープな地方料理を集めた貴重なシリーズ、“グリバウド・グランデ・クチーナ・レジョナーレ・イタリアーナ”シリーズの『サルデーニャ』には、リチェッタがあります。
毎回、需要があるのかと疑問に思いながら、面白そうなので、つい訳しちゃいます。

子羊の腸のグリーンピース煮Cordula con prisucci
材料/
コルドゥラ(加工済み)・・800g
やむきグリーンピース・・400g
トマト・・200g
玉ねぎ・・小1個
生唐辛子・・1本
EVオリーブオイル、塩

・トマトをさっとゆでて裏漉しする。
・玉ねぎのみじん切りをソテーパンで油少々で炒める。
・グリーンピースを加えて弱火で約20分炒める。
・トマトのパッサータ、種を取って刻んだ唐辛子、コルドゥラ、塩を加えて20分煮る。
・熱いうちにサーブする。

サルデーニャ人の器用さが爆発した祭りのパン、コッコイ。


パンはキリスト教の儀式と結びつきが深い神聖な食べ物。

サルデーニャの羊飼いのパンと言えば、春から冬の間の移牧に持っていくパン、パーネ・カラザウ。


サルデーニャのパンの記事は、「総合解説」13/14年5月号P.12
サルデーニャのパスタの記事は、「総合解説」13/14年10月号P.7
に載っています。


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総合解説
グリバウド・グランデ・クチーナ・レジョナーレ・イタリアーナ”シリーズ
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