今日紹介する記事は『サーレ・エ・ペペ』の編集長のエッセイ。
北イタリアのキャリアウーマンの日常を通して見えてくるイタリアの食文化的エピソードが垣間見れるエッセイです。
編集長のラウラさんは、友人に誘われて、ランゲ地方で週末を過ごしたようです。
まず、友人の叔父さんに連れられて体験したのが、pallapugno/パッラプーニョ。
後継者が減って消滅の危機にある伝統スポーツだそうです。
専用競技場もあって、ランゲ地方では盛り上がってますねー。
よくわからないけど・・・。手でやる軟式テニスのような?
こんなスポーツ
イタリアにこんなスポーツがあるなんて、まったく知りませんでした。
次に出てきたキーワードは、Cesare Paveseチェーザレ・パヴェーゼ。
イタリアのネオリアリズモを代表する作家で詩人。
ランゲ地方出身の人なんですね。
聞いたことがあるから有名な人だとは思いますが、作品はまったく知りません。編集長が、彼の詩や小説を通してランゲ地方の丘陵地帯、村、人々のことを知り、親しみを抱くくらいこの地方が好きになったと言うので、ちょっと興味は湧きましたが・・・。
個人的には、このエッセイで一番ビックリしたのが、知人のヴィヴィアナのランゲ地方の家からジェノヴァの港が見えたという話です。
確かになんだか見えそう。
ランゲ地方と言えば、ワインとトリュフしか知らなかったけど、奥深い世界がありそうですね。
そう言えば、この記事で最後に紹介しているのはレンズ豆のパテ。新年のパーティーで、ブラッディ・マリーや牡蠣に添えるのピッタリの一品になります。
最後のリチェッタには、牡蠣には定番のミニョネットソースもありますが、牡蠣とブラッディマリーの組み合わせが定番だったとは、勉強になりました。さらに牡蠣をブラッディマリーのグラスにひっかける盛り付けは、なんだかカッコイイ。
ランゲ地方のオステリアの料理なら、
『オステリア・ディ・イタリア』
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『オステリア・ディ・イタリア』
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