「総合解説」2016年7月号発売しました。
今月は、新しい雑誌、『フード&トラベル イタリア版』が加わりました。
最初に訳した記事は“フィレンツェでビステッカを”というわけで、フィレンツェでビステッカ・アッラ・フィオレンティーナを食べようと思っている人には役に立つ記事です。
フィレンツェは国際的な観光地なので、お上りさん相手の変な店もあるのは事実。
驚くほど安い店は要注意だそうですよ。
相場はキロあたり€50、キアニーナ牛は€60~70なのに、€15なんて店もあるそうです。
ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナのカット
↓
骨付きフィレットとコントロフィレットの、厚さが最低指3本分の切り身。
指3本?
ちょっと自分の指3本並べてみてくだい。
訳し間違いかと思いますよね。
でも、この動画を見る限り、本当に3本。
どうせならキアニーナ牛のステーキを食べたいけど、リムーザン牛やファッソーネ牛、土着のカルヴァニーナ、マルキジャーナなどの上等の部位も適しているそうです。
牛の品種なんて気にしたことなかった、というか、フィレンツェでフランスの牛肉を食べている可能性もあったんですね。
ちなみに、牛の品種を明記していない店はたくさんあるそうです。
さらに、ステーキにマルドンの塩を散らしているのは邪道、なんて上級の指摘も。
マルドンの塩はすぐに溶けるので、味の薄い肉をごまかすのに使うことができるとか。
もう誰も信じられない。
お勧めの有名トラットリア、ココ・レッツォーネ
↓
マリオーネ
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セルジョ・ゴッツィ
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ほんの一部ですが、とりあえず。
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“フィレンツェでビステッカを”の記事の日本語訳は、「総合解説」2016年7月号に載っています。
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