今年の復活祭は4月16日だったそうで、カトリックの暦の上では今頃は春爛漫といったころでしょうか。
ところが、日本はもう夏になっちゃったみたいですね。
去年は秋も短かったけど、短い春は精一杯楽しみたいですね。
今日は『ア・ターヴォラ』の4月号から、「復活祭の地方料理」の前菜をいくつか。
まずはソラマメとペコリーノのトルティーノTortino com fave e pecorino。
トスカーナ料理です。
ソラマメとペコリーノと言えば、イタリアの春を象徴する食材ですが、それを小麦粉とイーストの発酵生地に加えて一晩発酵させ、復活祭の日の朝に焼いて食べます。
こんがりと香ばしく焼けたトルタには、緑色のソラマメがたっぷり埋まっていて、朝食じゃなかったらワインが進みそうです。
6~8個分のリチェッタは
1.イースト5gを温めた牛乳150mlで溶き、小麦粉500gに加えてこね、1時間発酵させます。
2.ペコリーノ300g、卵4個(1個ずつ)、さやむきソラマメ300g、ラード60g、塩一つまみを加えます。
3.マフィン型に入れ、覆いをして一晩発酵させます。
4.翌朝、180℃のオーブンで20分焼きます。
5.ケーキクーラーにのせて冷ましてサーブします。
次はアブルッツォ料理、フィアドーネFiadone。
サラートとドルチェ両方のバージョンがあるパスクア料理で、クリスマスにも作ります。
詰め物は地元産のペコリーノが一般的なようですが、3番目の動画のようにリコッタでも作ります。
MCの女性はイタリアンチーズケーキと呼んでましたね。
これは食べてみたい。
アブルッツォでは1年中売ってます。
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