ワインのボトルの中には、“アンフォラ”という名前の形があるそうです。
アンフォラと言えば、古代ギリシャやローマの遺跡から見つかる、ワインや油を入れていた陶器の壺。
古代ローマとギリシャ時代のアンフォラのコレクション。
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とがった先端を地面に突き立ててまっすぐに立てることができました。
アンフォラ型のボトル。
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イタリアにも、こんな形のボトルに入ったワインがありました。
ヴェルディッキオです。
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この形のボトルは、1954年、ファーツィ・バッターリアのヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージ・ティトゥルスのために、コンペで優勝した建築家のアントニオ・マイオッキが、エトルリアのワインの壺を基にデザインしました。
ファーツィ・バッターリアのヴェルディッキオの製造過程。
ここで製造しているのがティトゥルスtitulusです。
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1949年創業のワイナリーなので、創業してすぐにこの形を導入したんですね。
webページには、それまでほとんど知られていなかったヴェルディッキオが、わが社が考案したアンフォラボトルによって世界的に有名になったと書かれています。
あまりに有名になったので、他のワイナリーも追随して、このアンフォラボトルがヴェルディッキオのシンボルとなったのでした。
確かに、ヴェルディッキオがアンフォラボトルじゃないと、テンション下がる世代だなあ。
おまけの動画、2014年度、イタリア最高ソムリエの候補たち。
インタビューを受けている人がイタリアソムリエ協会会長、ジュゼッペ・ヴァッカリーニ氏。
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選考過程で、田崎真也氏の写真が写しだされてましたねー。
何と、ワインの世界の有名人の説明をする、という問題だそうです。
コーヒーやビールのテイスティングもしてます。
ソムリエってすごすぎる。
選ばれたのは、モンテカルロのホテル・メトロポールのロブションのレストランのソムリエ、サルヴァトーレ・サレルノ君、25歳。
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“ワインボトルの形”の記事の日本語訳は、「総合解説」2012年11月号に載っています。
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