きのうのイタリアからの話にもあったように、3月8日の国際女性デー、イタリアではミモザの花が町を彩ったようですねえ。
ロイター通信によると、イタリアではこの日だけで1500万本のミモザが女性たちに贈られたそうで。
なぜこの日にミモザなのかというと、1946年にイタリアの女性連合UDIが、ミモザの黄色い色が、太陽や命を連想させて女性のシンボルとしてふさわしい、として決めたのだそうです。
料理の世界では、この時期に登場するのがトルタ・ミモザ torta mimosa。
これは1951年にローマのパスティッチェーレが考案したドルチェらしいのですが、詳しいことは不明。
典型的なトルタ・ミモザ
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http://keypivot.com/torta-mimosa
スポンジ生地にフルーツ入りクリームをはさみ、表面にミモザに見立てたスポンジ生地の小角切りをまぶすというこのトルタ、ちなみに、本物のミモザの花は食べられないんだそうで。
パスティッチェリーアのリチェッタを見つけたので簡単に訳してみます。
原文はこちら。
[生地]
・00番の小麦粉・・100g
・片栗粉・・100g
・卵・・4個
・砂糖・・150g
・バター・・100g
・バニラパウダー・・1袋
・ベーキングパウダー・・1袋
・塩少々
[クレーマ]
・ラム酒・・大さじ2
・フルーツのマチェドニア(シロップも)・・200g
・生クリーム・・400cc
・粉糖・・50g
■粉の材料を混ぜる。
■卵黄と砂糖をホイップし、溶かしたバターを加える。
■卵白を堅く泡立てる。
■これらを混ぜて型に入れ、170℃のオーブンで50分焼く。
■冷めたら上部を厚さ1㎝切り取って別にする。
■残りの生地の中身をスプーンでくりぬいて器の形にする。
■中身の生地を1㎝角に切る。
■ラム酒とマチェドニアのシロップを混ぜ、器形のスポンジ生地の内側に塗る。
■生クリームと粉糖をホイップする。
■マチェドニア(水気をふき取る)とホイップクリームの3/4を混ぜてスポンジ生地に詰め、別にしておいた生地をかぶせる。
■表面に残りのホイップクリームを塗り、小角切りにした生地をまぶす。
こちらのトルタはクレーマ・シャンティー詰め。
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http://www.dolci.it/corsi/pasticceria/lezione5.htm
この時期は「トルタ・ミモザ」のウエディングケーキも登場します。
こちらのパスティッチェリーアのサイト、一番上の段の右端のケーキ“ALZATA OVALE”もトルタ・ミモザ。
ゴージャス!
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http://www.pasticceriangelo.it/nuziali.htm
今日のおまけ。
爆笑ウエディングケーキ!
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http://www.girodivite.it/Torte-nuziali.html
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ミモザにはそういう意味があったんですね。
返信削除なるほど~!!!
トルタ・ミモザも美味しそうですが、最後のウエディングケーキには笑っちゃいました。
女が強いのは平和な証拠!(笑)
あのウエディングケーキの人形、どこで買えるんですか?という問い合わせが殺到してました。結婚式であれが出てきたら大受け間違いなし!
返信削除そう言えばあれ、陶器ですよね。pepe犬さんも作ってみる?