2017年9月14日木曜日

ヌビアの赤にんにく

総合解説」5月号を発売しました。
まずは2ページの“5月の食材”のページから。

ヌビアの赤にんにく。
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トラパニの自然保護地区の塩田の近くのヌビアで栽培されているにんにくです。
日本でも栽培されているんですね。
他のにんにくよりアリシンが多いので風味が強く、トラパニ風ペストには欠かせません。

ペスト・アッラ・トラパネーゼ
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地中海料理大学長のリチェッタ。
歴史背景の説明など、さすがにとても学術的。
中盤からキャリアウーマンとおじちゃまの漫才みたいになってるけど
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トラパニ風ペストはシチリアの言葉だと、アッギアータ・トラパニサ。
アッギアータはにんにくのこと。
トラパニ風ペストのポイントはにんにくなんですね。

次はアカシアの花のフリット。
きれいな花ですね。フリットにして食べるんだ。




イタリアにはまだまだ知らない食材がたくさんあるなー。



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“5月の食材”の日本語訳は、「総合解説」2015年5月号に載っています。
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2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

アカシアの花のフライ(フリット)、昔から日本でもよくやりまーす!ほのかに甘くて風物詩です。

prezzemolo さんのコメント...

日本でも揚げて食べるんですか。
初めて知りました。
ほのかに甘い・・・。
なんだかゴージャスな一品ですねー。

マリア・ルイジアの小さな街、パルマのバターとグラナの娘、アノリーニ。本物は牛と去勢鶏のブロードでゆでます。

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