今日は肉の話。
じゃなくて肉屋さんの話。
「総合解説」の“ロースト”の記事は、イタリアの有名な肉屋さんが提供したリチェッタです。
最初のフィレンェ風ロースビーフは、“フィオレンティーナの魔術師と呼ばれている人、ダリオ・チェッキーニさんのリチェッタです。
彼のweb ページはこちら。
代々続く肉屋の家系で、彼は8代目。
この貫禄で、まだ38歳。→ププ、やっちゃいました。
キャリア38年でした。
失礼しました。
↓
自らを肉屋で料理人と呼び、ほとばしる情熱を秘めた頑固職人。
彼の店はポンザノ・イン・キアンティのアンティカ・マチェッレリーア・ケッキーノ。
扱っている肉はブランドにはこだわらず、スペインの信頼できる業者から仕入ているそうです。
オッフィーチナ・デッラ・ビステッカなど3軒のレストランもやっています。
下の動画ではイタリアでナンバーワンの肉屋と紹介しています。
豚を解体(グロ注意)しながら肉屋の哲学を語るダリオ。
長いですが、言ってることはとても興味深いです。
英語の通訳付き。
↓
確か彼がこのブログに登場するのは2度目です。
イタリアの肉料理の話をするときには欠かせない人なんですね。
彼のフィレンツェ風ローストビーフの特徴は、プロフーモ・ディ・キアンティという地元のミックスハーブをオリジナルで作り、それを加えたオリーブオイルを焼き上がった肉にかけるということ。
-------------------------------------------------------
“ロースト”のリチェッタは「総合解説」2012年12月号に載っています。
[creapasso.comへ戻る]
=====================================
登録:
コメントの投稿 (Atom)
マリア・ルイジアの小さな街、パルマのバターとグラナの娘、アノリーニ。本物は牛と去勢鶏のブロードでゆでます。
昨日の最後にサラっと登場したアノリーニですが、このパスタ、(CIR12月号P.5)にもリチェッタが載っていました。クルルジョネスの次の料理です。花の形の可愛い詰め物入りパスタ、なんていうのがこのパスタの印象ですが、イタリア人は、こんな風に思ってるんですね。 「マリア・ルイジアの小...
-
グラナ・パダーノの話、その2です。 イタリアで流通しているハードチーズの50%近くを占めるグラナ・パダーノ(AC Nielsen調べ)。 2008年の生産量は、435万5347個でした。 平均的な販売価格は11.05ユーロ/㎏。 イタリアの硬質チーズの平均価格は12.70ユーロな...
-
(CIR)2月号の“ゆでないパスタ”というのは、たっぷりの沸騰した熱湯にパスタを入れて常に沸騰させながらゆでる、といういわゆる伝統的と呼ばれる昔ながらの方法でパスタをゆでない方法です。 プロの技を駆使しながらゆでないでパスタを加熱する方法を取り上げたのがこの記事です。 その一つが...
-
今日のお題はプリーモピアット。今月の「 総合解説 」P.5の料理です。 スパゲッティなんですが、料理名がやたらカッコイイ。 “アサシンのスパゲッティspaghetti all'asssassina”だって。 初めて聞きました。 聞いたこともない料理だったのに、逆にnetに...
4 件のコメント:
ダリオさん、やっぱり変わった人です。私がお店とレストランを訪ねた時は、狂牛病が流行っていた時で,ダリオさん、外に牛の看板を出し、赤いバラを備えて牛のお葬式と称していました。お店の牛肉は餌も農家も確かなので狂牛病はどこ吹く風、遠くからお客さんが牛肉を求めに来ていました。勿論レストランでいただいたお肉は最高でした。
Italiamama
Itliamamaさん
フィオレンティーナのお葬式のパフォーマンスは有名だったみたいですね。
フィレンツェて偶然入ったレストランのフィオレンティーナが、私の生涯で一番美味しい牛肉でした。
有名店で激マズのフィオレンティーナも食べたことがあるので、どこで食べても美味しいわけではないみたいですね。
今度はチェッキーニで食べたい。
えっっ!あの風格で38歳はあり得ないです!本当だったら只者ではありません!
恐らく1955年生まれで、今年で還暦ですよ!笑
おっしゃる通り。
間違えましたー。
どうみたて38しじゃないですよね。
早とちりしました。
ご指摘、ありがとうございます。
コメントを投稿