イタリア料理ほんやく三昧: アルベイザ

2015年5月18日月曜日

アルベイザ

今日はワインの話。
イタリアソムリエ協会会長のジュゼッペ・ヴァッカリーニ氏が、『ラ・クチーナ・イタリアーナ』誌で連載しているコラム 、11月号のお題は、ワインボトルの形です。

ボルドータイプとか、ブルゴーニュタイプ程度なら、素人でも知ってます。
でも、アルベイザなどのイタリアワイン独特の形と名前は、知らなかったなあ。

バローロ、バルバレスコといったピエモンテのワインが独特の形をしているということは、なんとなく知っていました。
そのボトルには、アルベイザalbeisaという名前があったんですね。
アルバが語源だけあって、アルバ産のワイン用のボトルです。
アルバワイン生産者組合のwebページによると(こちら)、他のワインと区別する意味もあって18世紀から独特のボトルが造られていたそうですが、ナポレオンの侵略によって、型を使って成形できて値段も安い、フランスのボルドーとブルゴーニュタイプのボトルに押されて消えてしまいました。
1973年に、16軒のボトル製造業者が集まって、古いアルベイザを、現代的な需要に合わせて復活させ、albeisaというレリーフ入りのボトルの製造を始めました。生産者組合も設立されます。
目的は、ランガとロエーロの上質ワインのさらなる差別化です。

上からボルドー、ブルゴーニュ、バローロ。
よーく見ると、albeisaというレリーフがある。
 ↓
2008 Château Méric Médoc 2008 chablis from Garnier & Fils Cavallotto - Barolo "Bricco Boschis" Docg 2006


アルベイザの製造過程
 ↓



ワインのボトルの製造過程、初めて見ました。
かなりダイナミック。
オートメーション化が進んでいて、面白い。


さてもう一つ、次はアンフォラです。
この名前のボトルはプロヴァンスの典型的な形だそうですが、イタリアワインの中にも、このアンフォラのボトルで有名なワインがあります。

この話は次回に。



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“ワインボトルの形”の記事の日本語訳は、「総合解説」2012年11月号に載っています。

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