イタリア料理ほんやく三昧: テルニのマルモレの滝

2009年2月23日月曜日

テルニのマルモレの滝

今日も、バレンタインデーゆかりの町、テルニの話。

イタリアの真ん中に位置するウンブリア州。
美しい自然に囲まれているところから、「イタリアの緑のハート」なんて呼ばれてますね。
海はない州ですが、数々の山と川が、美しくて時に迫力のある景観を生み出しています。

そんなウンブリアの南西部にあるのがテルニ。

日本人にはあまりなじみのない町かもしれません。
観光スポットとして一番有名なのが、バレンタインデーにゆかりの聖ヴァレンティーノ教会でしょうか。

夕暮れ時の聖ヴァレンティーノ教会

バレンタインデーの夜、テルニでは花火で恋人たちを祝福


そしてもう一つ有名なのが、町から7㎞のところにあるヨーロッパでもっとも落差のある滝、マルモレの滝
ウンブリアを代表する観光名所の一つです。


マルモレの滝, photo by Andrepax

滝は古代ローマ時代の紀元前271年に、人工的に作られました。
3段に分かれていて、落差は計165m。
一番大きな落差は最上段で、83m。
ちなみに、華厳の滝は落差97m。

umbriatravel.comによると(翻訳 by ポモドーロさん)

テルニの領域は訪れる人にとって最高のものが満ちた場所で、自然がその持てる力全てを見せてくれます。
その良い例がマルモレの滝。
テルニから7キロしか離れていない場所にある、本物の国の記念物です。

昔、ヴェリーノ川の水の石灰性沈殿物がネラ川の流れを阻止し、地域を頻繁に沼化しました。
その為紀元前271年、ローマの執政官、マンリオ・クリオ・デンタートは土地改良事業を行った際、ここにも工事を施工。
水の流れを変えるべく溝を掘り、そこを流れた水がマルモレの一番高い崖淵から落ちるようにし、結果人工的な滝ができたのです。
この工事は問題のすべてを解決しなかったものの、何世紀にもわたって世界に自然のスペクタクルを見せてくれました。
そして、数え切れないほど多くの見学者が訪れたばかりか、作家や画家、詩人、小説家に格好の題材を与えてきました。

その時からヴェリーノ川の水は、総高度差165メートルを、信じられないほど美しい水と光の効果を見せながら驚くべき跳躍を続け、ネラ川の河床に落ち込んでいます。

マルモレの滝では見学用に敷設された散策路をたどり、異なった角度からその美しさを満喫することができます。
下の広場からは滝がネラ川の水に流れ込んで穏やかになるまで、3段階に跳ねながら落ちる膨大な滝を下からみることができます。 マルモレのカンパッチ公園を通って行く上の見晴らし台は滝が一番高くに落ちる岩壁にあり、そこからは至近距離で滝の魅力を味わえます。

その他、追加料金を払わずに、更に滝に近づくことができます。
登山道を行くと実質的に滝の“中”に入れるのです。
谷と山をつなぐ数多くのルートでは、忘れがたい経験ができるでしょう。
道の中程には有名な恋人達のバルコニーがあります。
滝が中間で跳ねる場所に突き出ており、そこからの眺めは本当に印象的です。
何よりも、この場所からは自然のスペクタクルの力を味わえます。
滝の轟音は自然の口蓋から発するそれと良く似ていて、力強く至高な声は、それを耳にする幸運を得た人を魅了し続けることでしょう。

良く知られているように、巨大な水源は発電に利用されているので、滝は週のうち何日かは閉まっています。1954年より、マルモレの滝の満開時間は1年間で770時間と決められています。
出発する前に、開く日にちと時間を確認することが必要です。



なるほど、滝に水を流す時間が決まっているんですね。
時間によって水の量が違うから、迫力の滝を観たい人は、事前に時間をチェックしておいた方がいいかも。

放流スケジュール

滝へはテルニ駅からバスやタクシーで10分ほど。


マルモレの滝の動画。
見ているとしぶきがかかってきそう。





今日のおまけ
甘い気分になりたい人向け。
テルニのバレンタインデーの夜の花火を、スイートな歌と共にどうぞ。






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