2008年8月11日月曜日

ファブリとアマレーナ

今日はファブリの話。
『ア・ターヴォラ』の記事の解説です。

ファブリ(ファッブリ)Fabbri と言えば、この柄でおなじみ。
さて、なんでしょう。


PICT1783
アップで見ると・・・, photo by


引いて見ると・・・


Tazzone
屋根の上に・・・, photo by Tanuccio


そう、アマレーナです。
アマレーナの工場には、こんな巨大アマレーナがあるんですねえ。

ファブリ社のhpはこちら
www.fabbri1905.com

アマレーナの壺
www.ilvecchiotarlo.it

この青と白の美しい柄、一目見ただけで、強い印象を残します。
この壺も、アマレーナの大ヒットにかなり貢献しているはず。
1920年代に、ファブリの新製品としてアマレーナが登場した当時、ファエンツァの陶工、リッカルド・ガッティがデザインしたものだとか。

ファエンツァのチェラミカ・ガッティ
www.ceramicagatti.it

今やこの柄、イコール、アマレーナ。

「アマレーナ柄のカラシニコフ」
www.fabbri1905.com


「アマレーナ柄のフィアット500」
media.newsfood.com

この壺、コレクターがいるらしく、古い壺がネットオークションで120ユーロで出てましたよー。


そしてこの壺の中に入っているのが、美味しそうなアマレーナ。


Sorvete de Amarena!Delícia!
コッパ・アマレーナ, photo by Rosi Belo


ファブリは業務用、家庭用のジェラートの食材の分野でもパイオニア。


Fabbri gelato
ファブリのジェラート, photo by nichole


そう言えば、アマレーナのジェラートって、食べたことないかも・・・。
www.flickr.com


こちらは、アイスクリーマーがなくても5分でできる、ファブリの家庭用ジェラートミックス。





-------------------------------------------------------

関連雑誌;『ア・ターヴォラ』2006年7月号(クレアパッソで販売中)
“ファッブリ”の記事の訳は「総合解説」'06&'07年7月号、P.29に載っています。


[creapasso.comへ戻る]

==============================================

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

私も食べたことないかも〜。記事を読んだら食べたくなってきました〜。今のところくるみとピスタチオがお気に入りなんですが、行った時見つけたら食べよう^^

prezzemolo さんのコメント...

くるりさん
意外とアマレーナのジェラートって盲点ですよね。アマレーナが無性に食べたくなって、とりあえず、サワーチェリーのチーズケーキ、食べました。あの酸っぱさが夏にはサイコー!

キャビアはしばらく見ないうちにずいぶん種類が増えてました。

(CIR12月号)の話、今日はクリスマスにふさわしいゴージャスな食材、キャビアとトリュフの話です。 カスピ海のチョウザメの  卵を初めて塩漬けにしたのは、2千年前のペルシャ人だと言われています。それをロシアの皇帝が輸入して宮廷に取り入れたところ、キャビアは黒い金と呼ばれる高級品と...