5月号、発送しました。
『ラ・クチーナ・イタリアーナ』で連載の「グルメ紀行」は、イタリアを食べ歩きたいと思っている人は必読の記事ですが、今月も濃い!
今回取り上げているのは、サルデーニャの小さな島、サン・ピエトロ島。
ここです。
↓
こうやって見ると、サルデーニャって、海の真ん中にある島なんですねえ。
サン・ピエトロ島は小さな島なので、ズームアップして見てください。
サン・ピエトロ島は、サルデーニャの南西の端にある小さな島。
面積は51k㎡、海岸線は全長18㎞。
イタリアで6番目に大きな島だそうです。
人口は約6,600人。
島でただ一つの町はカルロフォルテ。
この島、Wikipediaによると、フェニキア人から“enosim”って呼ばれていたんだって。
おっ、江の島?
サン・ピエトロという名前になったのは、紀元46年に聖ペテロ(サン・ピエトロ)が島に上陸したという言い伝えから。
サン・ピエトロ島, photo by fantasticna
海から見たカルロフォルテ, photo by Alessandro Cani
カルロフォルテの鐘楼, photo by Alessandro Cani
島猫, photo by Davide
きれいな海に囲まれた、のどかな島なんですねえ。
この島、一番上の地図だとよくわかりますが、イタリア本土からも、アフリカからも、スペインからも、同じくらい離れた位置にあります。
本土よりアフリカの方が近いかも。
「総合解説」を読んでもらうとわかるのですが(あと数日でお手元に届くはず)、この島は、地中海のこの位置にあることが、色んな意味でとても重要。
中でも、ここがマグロの通り道だったことが、島を有名にしまたした。
ちょっと残酷なマグロ網漁“マッタンツァ”は、シチリアのファビニャーナ島が有名ですが、この島でも行われているんですねえ。
カルロフォルテのマッタンツァ
これもカルロフォルテのマッタンツァの動画。
銛で突く前までです。
マグロの島の話、しばらく続けます。
-------------------------------------------------------
関連誌;『ラ・クチーナ・イタリアーナ』2006年5月号(クレアパッソで販売中)
“カルロフォルテ~サルデーニャのマグロ漁の島”の記事は「総合解説」P.2に載っています。
[creapasso.comへ戻る]
==============================================
登録:
コメントの投稿 (Atom)
バッカラはノルウェーとイタリアを結ぶ干物貿易の主役で、この航路は1450年作成の世界地図にも記載されるほど重要でした。
(CIR12月号)によると、ヴィチェンツァでは、この料理はCが1つなんだそうです。普通はバッカラはbaccalàでも、ヴィツェンツァでは、Cがひとつのバカラ。んなばかな、と思ったけど、地元のこの料理の専門家たちは、C一つで呼んでました。会の名前の刺繍もC一つ。リチェッタはP.11...
-
グラナ・パダーノの話、その2です。 イタリアで流通しているハードチーズの50%近くを占めるグラナ・パダーノ(AC Nielsen調べ)。 2008年の生産量は、435万5347個でした。 平均的な販売価格は11.05ユーロ/㎏。 イタリアの硬質チーズの平均価格は12.70ユーロな...
-
(CIR)2月号の“ゆでないパスタ”というのは、たっぷりの沸騰した熱湯にパスタを入れて常に沸騰させながらゆでる、といういわゆる伝統的と呼ばれる昔ながらの方法でパスタをゆでない方法です。 プロの技を駆使しながらゆでないでパスタを加熱する方法を取り上げたのがこの記事です。 その一つが...
-
今日のお題はプリーモピアット。今月の「 総合解説 」P.5の料理です。 スパゲッティなんですが、料理名がやたらカッコイイ。 “アサシンのスパゲッティspaghetti all'asssassina”だって。 初めて聞きました。 聞いたこともない料理だったのに、逆にnetに...
0 件のコメント:
コメントを投稿