プンタレッレのリチェッタ探しでローマ料理の情報をあれこれ見ていたら、こんな話を見つけました。
『ガンベロ・ロッソ』誌が、ローマで最高のカルボナーラというのを発表したんだそうです。
そしてその栄冠に輝いたのは、なんとチュニジア人のシェフ。
アンティコ・フォルノ・ロッショーリAntico Forno Roscioliの、Nabil Hadj Hassenさん、43歳。
カルボナーラを持つハッサンシェフ
17歳でイタリアに来て、最初の1年半はひたすら皿洗いをしていたそうで。
店はレストラン兼エノテーカで総菜も売っていて、カンポ・デ・フィオーリのそばにあります。
これはぜひ食べてみたいですねー。
ロッショーリ, photo by Stefano
店の写真
この店は、近くでパン屋もやっています。
ロッショーリの甘いパン, phtoto by Daniele Muscetta
スタッフたち
店のショーウインドー
店内
ロッショーリのカットピッツァはローマで一番おいしい、という人もいますよー。
ローマの定番、ピッツァ・ビアンカ
ランチ時はパスタやスップリなども出しているそうです。
詳細はhpで。
そして2位は、ラルカンジェロL’Arcangelo(hp)のインド人シェフ。
このニュースを伝えるニューヨークタイムズのサイトによると、今やローマのレストランは、移民のシェフなしでは成り立たないんだそうです。
最近は、モロッコ、チュニジア、ルーマニア、バングラディシュの人が多いのだとか。
日本にも店がある某老舗は、10人の料理人のうち7人が外国人。
ローマの伝統の味は、今や外国人シェフによって支えられているんですねー。
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